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21世紀まちづくり特別委員会「広小路ルネサンス」

           
             名古屋・広小路通の改修イメージ図

 本日の『21世紀まちづくり特別委員会』では「広小路ルネサンス」が議論となりました。

 以前このブログでも広小路通にせせらぎを作るという名古屋市の構想「広小路ルネサンス」を取り上げました。 広小路通の栄-伏見間の車道を4車線から2車線に減らし、歩道を広げせせらぎをつくる構想です。
    http://mizuhira.sblo.jp/article/5214442.html

 広小路通は、大正時代になると、花柳界、カフェ、映画演劇が進出し、歓楽、娯楽性も備えた一大繁華街となりました。 戦後、いち早く復興した街並みの両側には、屋台が並び、賑わいと活況が戻りました。 その広小路通に変化が生じ始めたのは、昭和32年の名古屋駅と栄町の間の地下鉄開通の頃からでした。 この開通と同時に「栄地下街」をはじめとした地下街が造られ、広小路通の人の流れは地下に吸収されていきました。 栄と笹島の間の市電が昭和46年に廃止され、名物の屋台も同48年に姿を消しました。

 屋台や商店が並ぶ通りを人々がそぞろ歩いた姿を再現させようというのが「広小路ルネサンス」です。

 「歩く楽しさと地上の賑わいの復興」との理念には大賛成です。 しかし、
・ 『せせらぎ』だけで、本当に市民の憩いの場となるか?集客できるか?リピーターをつくれるか?
・ 地元商店街・沿道関係者など市民との協働ができているか?
・ オープンカフェやイベント実施の誘導が本当に可能か?
・ 車線減少による交通渋滞対策は?周辺道路への影響は?
・ 自転車の通行はどうするのか?
 そもそもこの計画は、歩道を広げる話ばかりが先行して、全体的な街づくりの計画が具体的に示されていないようにおもいます。 市当局は、広小路 『生誕350周年』 にあわせ2010年の完成をめざしていますが、街づくり構想を含め根本的なところから再度計画を練る必要があるのではないかと感じています。 名古屋の現状では、今ある資源をさらに発展させることがより大事なのではないでしょうか。 セントラルパークを綺麗にして本当の”市民の憩いの場”にするとか、さらに緑を増やすとか。 名古屋の今後の街づくりのあり方と整合性があるか検討が必要だとおもいます。 

 本日の委員会では市当局に対し、委員から厳しい意見が続出しました。

   広小路ルネサンス(名古屋市公式サイト)
    http://www.city.nagoya.jp/shisei/jigyoukeikaku/machizukuri/hirokoji/
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