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水平かずえ(和江)の活動内容をお知らせします。
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藤波孝生先生 利休饅頭 

          

 昨日の内宮参拝の際、利休饅頭で知られる藤屋窓月堂に立ち寄りました。 昨年逝去された藤波孝生先生(http://mizuhira.blog.shinobi.jp/Entry/95/)の生家です。

 藤波孝生先生は、第72代第2次中曽根内閣で内閣官房長官を勤められました。 その内閣で亡父水平豊彦は内閣官房副長官でした。 ともに中曽根派に所属し、公私にわたり大変お世話になりました。 昨年の伊勢参りの時、藤波孝生先生のお体の具合がよくないことをお聞きしました。 そして、10月の訃報を聞き、どうしてもお伺いしなければいけないと思っていました。

 伊勢には2つの銘菓があると言われます。 全国的に有名な赤福と藤屋窓月堂の利休饅頭です。 藤屋窓月堂は創業以来、家訓として宣伝や売り込みを禁じ、自家の製品を好んでくれる人だけを相手に商売してきたそうです。 派手な宣伝で全国に名を知られるようになった赤福と対照的な販売戦略です。
 お店の場所もその家訓の違いをあらわしているようです。 赤福がおかげ横丁の中心に位置するのに対し、藤屋窓月堂はその賑わいを避けるように、内宮に向かって反対側にひっそりと存在しています。

  御兄弟の藤波社長に応対していただきました。 よく似た風貌もさることながら、穏やかで、丁寧で、上品で、細やかな気遣いはまさに藤波孝生先生がそこにいるのではと錯覚してしまいそうでした。 藤屋窓月堂の社風、藤波家の家訓に触れることができた素敵な時間でした。 お店を出たあと、すがすがしい気持ちがわいてくるのを感じました。 

  『伊勢参りに来て本当に良かった!』 

 お客さん一人一人に対する感謝や気遣いは、企業が大きくなればなるほど難しいのかも知れませんが、決して忘れてはいけないところですよね。  

 藤波孝生先生の人柄が偲ばれる日本工業新聞社社長熊坂隆光氏の記事を紹介します。
   藤波孝生氏を悼む 
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/95244/ 

 県会議員になるまで藤波先生は早朝から饅頭つくりにいそしんでいたそうです。 先生のことを考えながら、利休饅頭をおいしくいただいています。

   「控えめに生(う)くる幸せ根深汁」(藤波孝生)
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