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水平かずえ(和江)の活動内容をお知らせします。
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敬老の日に思う「後期高齢者医療制度」 

      
 連休中 敬老会に出席させていただきました。 私のまち 昭和区は、高齢化率19.2%と65歳以上の高齢者の比率が高い地域です(参考:NAGOYA介護ネット 基礎統計情報)。 たくさんの人生の先輩方を前に、いままで築き上げてきてくださったものに 心から感謝し、戦中戦後の大変な時代を過ごされてきたご苦労を思い、皆様の想いを引き継いでいくバトンの一つとして頑張ってまいります。

  さて、敬老の日にあたって 私が勉強中の 高齢者の医療政策の話題を一つ述べさせていただきます。 あまりマスコミの話題にはなっていませんが 2008年4月から「後期高齢者医療制度」が始まることが決定しています。 75歳以上の後期高齢者を対象とする医療制度です。
   「後期高齢者医療制度」厚生労働省 
     http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/taikou05.html
   「後期高齢者医療制度が始まります」名古屋市
     http://www.city.nagoya.jp/kurashi/koureisha/iryou/nagoya00039846.html
   愛知県後期高齢者医療広域連合 
    http://www.aichi-kouiki.jp/

  現行、後期高齢者は、国保や健保に加入し保険料を払いつつ、市町村が運営する老人保健制度にも同時加入して医療給付を受けています。 この方式が廃止され、後期高齢者のための独立した医療保険制度が設けられるのです。 新制度が始まると、後期高齢者は現在加入している国保や健保を脱退し、後期高齢者だけの独立保険に移動することになります。  

 現行制度との大きな違いは、家族に扶養されている人を含めすべての後期高齢者が保険料の負担を求められ、大多数が「年金天引き」で保険料を徴収されるようになることです。
 また、保険料は2年ごとに改定されますが、後期高齢者の数が増えるのに応じて、自動的に保険料が引きあがる仕組みもつくられています。
 後期高齢者医療制度になっても、医療費の窓口負担は、「原則=1割」「現役並み所得者=3割」で変わりません。ただし、後期高齢者とそれ以下の世代で、病院・診療所に払われる診療報酬(医療の値段)を別建てにし、格差をつけようとしているのが心配です。

  当面制度開始までの間に、保険料の軽減策(低所得者に対する軽減策、被扶養者<今まで保険料を負担していなかった方>にに対する軽減策)を充分に検討する必要があります。 人生の先輩の皆様が 安心してより良い医療が受けられるように 努力し勉強してまいります。
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